DaiGoさんの著書「ストレスを操るメンタル強化術」の書評

メンタリストDaiGoさん著の「ストレスを操るメンタル強化術」を書評します。

結論としてメンタルを強くすることは可能。

ストレスを感じるのは当たり前で軽減する方法もあるが、うまく味方につけていくことで自己成長につなげたりすることができる。

後半はストレスに弱い人は内向型というタイプであるとし、内向型に向けた考え方、生き方指南も豊富に述べられている。

特にストレスが弱いという自覚があり、メンタルを強くしたいという思いがある人に読んでほしい本です。

目次

ストレス軽減法

紙に書き出す

ストレス軽減のための一番の方法は思ったことを紙に書き出すという方法。

まずは感情を20分書き出す。

そしてそれを、定期的に客観的に見直す

するとそれは大抵はどうでもいいこと、大したことがないことに気づき落ち着く。

自然と親しむ

緑が多い場所を散歩する

観葉植物をおいてみる

感情を書き出す。

私の場合、ゼロ秒思考で毎日のルーティンとして書き出している。

実際思ったこともやもやすることを書き出しておく。

というのはかなりストレス軽減につながっていると感じる。

ストレスを味方につける

ストレスは心や体に害が!と考えるのではなく自分の成長につながると考える

失敗のあとどう活かすかが大事

ストレスの事実を受け止める→味方にできると考える

研究の結果 逆境の多い人生は満足度が高い

逆境の意義を自覚できるかが大事

よく病気をした人がいう「健康のありがたみを実感した」

ただ失敗を重ねればいいわけではなく、

大事なのは失敗したあとにどうするかということ。

失敗できる環境でどれだけチャレンジできるか

自分が許容できないリスクを考えておくことで、

大胆に行動できる、意外と自由であることに気づく

失敗体験の思い出し方を変える

失敗を思い出すときは感情ではなく事実を思い出す

→上司に怒られた時を思い出すのではなく

「取引先に連絡するときに、メールで間違った納期を伝えてしまった。結果的に納期を守れずに、顧客を怒らせただけではなく、社内の各部署に緊急対応をお願いすることになって迷惑をかけた」という事実を思い出す。

こうすることで平静な今の自分で再評価。失敗から学び活かす思考になる。

失敗は誰でも怖い 逃げずに挑戦 逃げると先がより厳しくなる

内向的な自分の才能を開花させる

内向的人間には多くの長所がある。

それをうまく活用

計画的に行動、冷静な判断。自己コントロールできる

考える力 間違えたとき 経験、学びを得る

内向的な人は環境の影響を受けやすい 高反応

カフェで仕事できないひとも多い。自分のスイートスポットを見つける。

外界の刺激に対する 感受性が高いことが理由

メンタル強化のメソッド

マインドセット介入

ストレスを数値化 1から10

ストレスを感じても「ストレスを与えてくれる人」と考える。マインドセットを変える

ストレスの反応を確認

自分にとって大切な何かが脅かされているものがなにかを考える

ストレスの力を使う、利用する

スリーグッドシングス 日記 価値観日記

自分の価値観を知るきっかけにすることができる。

何かを始めるとき 記録を取る

失敗を活かす 記憶ではなく記録に頼る

成功モデルの1つ 失敗パターンを知る

解決法をストック→失敗しても成功できる→確信できる、怖くなくなる

内向的な人間は孤独な時間を大切にしたほうがいい。

研究によってはオープンオフィスは生産性低下につながる。と結論づけされているものもある。

マルチタスクは効率が悪い

内向的な人間はそもそも集中力が高い反面、マルチタスクは苦手

ブレインストーミングも一人のほうがいい。

自分のホームを作る、行きつけのお店がいい

コア・パーソナルプロジェクト

内向的な人 外向性を発揮 本当に好きなこと

無理に外交的なふりをするとあとで反動

小さな変化を少しずつ

実は明るく外交的に見えるお笑い芸人にも内向的な人が多いといいます。

アメトーークなんか見てると本当に好きなことを話すときの熱量はすごいですよね。

まとめ

著書のおわりにでは

「できる人とは今できないことと、未来永劫できないことは別と考えられた人

少しずつでいいから続けてみることが大事」とあります。

また「できないこと」は「今できないだけ」と考えれば自分の変化を感じることができます。

ストレスの軽減方法から、ストレスとの向き合い方。

内向的な人向けの記録を付けることの重要性などを紹介しました。

著書には他にも瞑想について述べられていたり、例えもわかりやすくとても読みやすい本ですので

お手にとって見てください。

私もどちらかというと内向的な傾向が強く、ストレスに弱いという自覚がありました。

ある程度記録をつけることの有用性は理解していましたが、特に自分のようなタイプに必要なアプローチということで腑に落ちました。

今後も記録をつけながら、自分と向き合う。

感情ではなく、冷静に自分の成功パターンをストックしていく。

ということを繰り返しながら成功体験を重ねていければと思います。

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